みなさん、こんばんは。ドクターKです。
今回は愛南町の観光でぜひ訪れてほしいスポットを紹介します。
前回、愛媛県愛南町の宿泊をご紹介しました。
魚がおいしい町です。
夏場に行くのも、冬に行くのも、オールシーズン楽しめそうです。
海の近くなのでマリンスポーツもいいでしょう。
しかし、実はここは全国で唯一、第二次世界大戦で活躍をした紫電改が眠る場所なのです。
紫電改
紫電改と聞かれて知っている人はいるでしょうか？
第2次世界大戦の終盤に投入された機体です。
なぜ愛媛県にあるかというと…
松山基地に第三四三海軍航空隊、「剣」部隊に紫電改が配備された経緯があります。
ゼロ戦の後継機として、かなり活躍したようです。
人気なので漫画にもなっています。
なんとちばてつやが書いているんですね。
1978年にこちらの愛南町にある久良湾の海底で紫電改が見つかったようです。
1979年に引き揚げ作業がありました。
ここで見つかった紫電改は、1945年7月24日の終戦直前に、約200機のアメリカ軍を迎え撃つため、豊後水津上空で戦闘となり、その先頭で未帰還機となった6機のうちの1機だそうです。
紫電改展示館の場所
こちらにあります。
周りには何もないところなのでわかりやすい場所です。
奥に見えるのが宇和海展望タワーです。
紫電改展示館
さて、やってきました。
紫電改展示館です。
開場時間は9時から17時。
日中来たら問題なく見れますね。
外観は殺風景です。
紫電改展示館の紫のマフラー
では、紫電改展示館の内部を一部だけご紹介します。
こちらは紫のマフラーです。
ニッコリ笑えば必ず堕とす
言ってみたいです。こんなセリフ。
紫のマフラーの由来が書いてあります。
紫電改だから紫。
当時の人たちのおもてなしなどが想像されます。
笠井智一さんです。
大正生まれの海軍軍人さん。エースだったそうです。
戦後に語り継いでくれた方ですね。
紫電改展示館のミニチュア
他にもたくさん展示物があります。
紫電改の模型です。
零戦と比較しているのでしょうか。
いくら見ても見飽きないです。
紫電改について詳しく書いています。
引き揚げ作業をしたときの様子なども書いています。
紫電改解剖図。
飛行機の技術ってすごいですね。
紫電改
最後に、紫電改を紹介します。
銃もついています。
これで飛び立ち、日本のために先人たちは戦ってきたのですね。
哀悼の意を込めて感謝を伝えてきました。
機体はぼろぼろです。
それでも、この日本で展示されていることに喜びを感じます。
実は昔、スミソニアン博物館で紫電改を見てきました。
アメリカでは、日本の飛行船の評価など、たいしたものではありません。
それどころか、日本のこのような機体や日本刀などを戦利品として飾ってあります。
B-29を見てもつらい気持ちにしかならない…
そんな方は、ぜひこちらの紫電改展示館に行くべきです。
ぼろぼろの機体です。
しかし！
後世にずっと伝えていきたいです。
まとめ
今回は愛媛の紫電改展示館をご紹介いたしました。
飛行機好きと、戦闘機が好きかどうかはたぶん相違あると思いますが、超絶おすすめスポットであります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
