こんにちは、いつもブログを見に来て下さりありがとうございます、ドクターKです!
このブログでは旅行を中心とした記事を書いており、中でも温泉は足しげく、いろいろな温泉地を旅しております。
有名なところは誰もが知っていて、テレビでも流れていたり、おすすめの旅行地としてツアーなどにも組み込まれていますよね。
そんな中、秘湯というものに目を付けました。
温泉好きでも、秘湯という言葉になじみの少ない人も多いと思います。
今回は、徳島の秘湯に行ってきて、そこでとても有意義な経験ができたので、こちらで記事を書いてみます。
秘湯について
まずは秘湯の意味を調べてみました。
なんと、山奥などの交通が悪いところに存在する温泉のことだということです。
え?と思いました。正直。しかし、よくよく調べてみると、「秘」という言葉が重要であるとのことです。
秘というのは、つまり、他人に知らせたくないという意味。おお、他人に知られたくないような温泉であるということですね。
ちなみに1980年代は秘湯ブームだったそうです。知らなかったです。
祖谷温泉について
まず、この漢字を読めるでしょうか!?
祖谷温泉はいや、と読みます。徳島県吉野川の支流、祖谷渓谷にあります。
後から説明する、観光名所として有名な小便小僧が立つところが祖谷温泉ですが、その南側にいくつかのホテルなどの温泉郷が広がっています。この辺りは、比較的新しく開発された地域なので、新祖谷温泉と呼ばれているそうです。
そして、このあたりのホテルでは、ケーブルカーで温泉に行くことで有名であります。
さて、たくさんキーワードも出てきましたね。
ホテルかずら橋に宿泊
山の中を延々と車で走ります。すっっっごく遠いです。
なるほど、秘湯という最初の説明の通り、交通の便は悪いですね。
かなーり長い時間かかります。また、こちらは徳島県ですが、徳島市ではなく三好市という西の方になります。遠方の方は、徳島に来てからまた、さらに長い時間がかかりますね。
さて、こちらがホテルかずら橋の外観です。
山奥ですが、立派なたたずまいのホテル。見た目の印象はとてもよいですね。
所在地:〒778-0102 徳島県三好市西祖谷山村善徳33−1
電話:0883-87-2171
客室数:28室、収要人員:160名
チェックイン時刻:15:00~、チェックアウト時刻:~10:00
クレジットカード利用可
ただ、近隣にホテルが密接しているかというと、そこまでではなく、少し離れた場所にいくつかのホテルや旅館が点在している、という温泉郷です。
名物の夕食
ホテルで夕食付のプランにしました。
食事は部屋食ではなく、レストランでの食事でしたが、なんといろりがある食事処でした。雰囲気がありますね。
食事の一つですが、こんなのがありました。
こちらは祖谷地方の名物ですよ。わかるでしょうか?山魚と、なにやらおでんのようなものを焼いていますね。
こちらは、祖谷川でとれた「アユの串焼き」と、ジャガイモ・こんにゃく・豆腐を串刺しして味噌だれで焼いた「でこまわし」です。
他にも郷土料理として、鍋料理に「アメゴの刺身」など、祖谷でしか食べられない料理が次々と出され、とても満足な夕食になりました。
新祖谷温泉に入浴
さて、お腹も満腹になったら、温泉へと向かいます。
初めての秘湯、どんなところなのでしょうか。
まずは旅館内にある、ケーブルカーに乗っていきます。
この時点でびっくりしますよね。なんと、ケーブルカーは旅館の中ですよ。
温泉は山奥の方に沸いているみたいですね。
寒い中、少しきついところもありますが、これも秘湯のためです。頑張りましょう。
上から見ると、なんともかわいいです。これがケーブルカーか?と、目を疑います。
まるで小屋のようなものが動いているのですから。ちなみにこのケーブルカーの移動距離は20メートルくらいで、乗っている時間は1分もないくらいです。
そうすると、祖谷温泉に着きます。
このように、山の中です。かなりいい景色が見えますよね。こちらは男性専用の露天風呂「雲海の湯」です。
他にも、天空の露天温泉には女性専用の「樹海の湯」、家族風呂の「筍の湯」、その他、貸し切りの「五右衛門風呂」などがあります。
絶景の中の温泉はとても気持ちがいいです。
こちらは洗い場です。桶も座椅子もきれいで露天風呂なのに、なにか清潔感がありますね。
何度入っても楽しめる祖谷温泉でした。さすが秘湯といったところです。
せっかくなので観光名所めぐり
せっかく秘湯に来たのですから、他にも観光地を巡りましょう。
なかなか、来れる機会はないでしょうし、メジャーな観光地は1日で充分まわれます。
いくつか、僕が行ってきた観光地をご紹介します。
祖谷のかずら橋
まずはこちらです。
祖谷の蔓橋(かずら橋)です。ホテルと同じ名前ですね。
こちらは重要文化財になります。橋はよく揺れるので、けっこう怖い思いをして歩くことになります。
ほら、見てください。このように、しらくちかずらという蔓類を使ってかけられた橋になります。けっこうこわいですよ。このかずらで支えている、というのは。かなり古いものなのでしょうね。
少し歩くと、かずら橋を上から眺めることができるスポットがあります。こう見ると、下は激流の吉野川ですから、とっても怖いことがわかりますよね。
この雰囲気をぜひ、味わってほしいです。
大歩危舟下りで川遊び
次にご紹介するのは、大歩危舟下りです。
この吉野川の中流域に位置する大歩危から、数キロメートル離れた小歩危まで、船に乗って遊覧します。
乗る船は大きくも小さくもなく、10人くらいが乗れる小舟でした。
ちょっとした観光の説明を受けながら、下っていきます。のんびりとした空気が流れますね。
小便小僧に会いに行こう
最後は、小便小僧です。
祖谷渓谷にある、小便小僧の像です。正直、なんでこれが観光名所なのかわかりません。
ただ、写真でもわかるように、かなりぎりぎりの位置にこの小便小僧はたたずんでおります。
ここから見る祖谷渓谷の景色がいいから、ここが観光名所になっているのでしょう。
すばらしいですね、この景色。下には大歩危小歩危で渡った吉野川が見えますね。
まとめ
さあ、どうでしたでしょうか?今回は徳島県三好市の秘湯、祖谷温泉についてまとめました。
徳島県のガイドブックを購入しても、この祖谷温泉については扱いは小さいです。
しかし、見どころ、温泉、食べ物のどれをとっても訪ねる価値のある地域だと思います。
ぜひ、こちらを参考にして下されば嬉しいです。
でわ!