大洲は愛媛の小京都と言われるくらい、観光に力を入れています。
メインは大洲城でした。
そして、お城とセットで見に行くことを勧められるのが、今回の臥龍山荘になります。
単体では大人550円、中学生以下220円ですが、
大洲城とセットの場合、大人880円、中学生以下330円と格安になります。
臥龍山荘
臥龍山荘は大洲藩3代藩主 加藤泰恒が、蓬莱山が龍の臥す姿に似ていることから臥龍と命名したとされます。
ただ、実は明治維新後は補修もされていなかったとか。
今回の臥龍山荘は、貿易商の河内寅次郎が余生を故郷で過ごしたいという思いから、私財を費やし作ったとされています。
そこから評価されてきたのは最近。
2011年:ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン一つ星
2016年:臥龍院、不老庵、文庫の3棟が国指定重要文化財に指定
という素晴らしい功績を残しました。
さあ、臥龍山荘の入り口に来ました。
臥龍山荘の場所
こちらが臥龍山荘の場所になります。
肱川のそばです。
先ほどの大洲の中心からはやや外れています。
が、徒歩圏内ではありますね。
臥龍院(がりゅういん)
では、矢印の通りに進んでみます。
やってきました。
入り口から入ってみましょう。
観光としてたくさん人が来るのでしょう。
矢印に沿って行きます。
こちらの入り口は後から入るところです。
こちらの右側が受付があります。
受付は臥龍院の前です。
まずは受付にお金を払いに行きます。
進んでいくと、臥龍院があります。
広い。
こちらは奥に見えるのは壱是(いっし)の間。
手前は清吹(せいすい)の間です。
壱是の間は、書院座敷で畳を上げれば能舞台になるようです。
清吹の間は、別名「夏の部屋」と呼ばれ、高天井に藤の敷物など、夏向きに工夫された部屋のようです。
こちらの右上に少し見えますのが、花筏の透かし彫りです。
水にちなんだ透かし彫りが見た目に涼しさを与えます。
風情があります。
こちらは壱是の間に接している庭園です。
緑がきれいです。
今の時期は紅葉になっているのでしょう。
庭園から見た壱是の間です。
これは最後の霞月(かげつ)の間です。
茶室として作られています。
横になると、あの丸っこい窓からぐ気が見えるそうです。
なので霞月というらしいです。
はい。
この部屋だけ、やけに涼しかったです。
不老庵(ふろうあん)
では、臥龍院をあとにします。
潜龍洞。
ここは氷室として使用されていた場所です。
氷室は氷を蓄えておく場所で今の冷蔵庫みたいな場所です。
石庭をすすんでいきます。
不老庵に着きました。
外観を撮りたかったのですが、他の観光客もいて撮れず。
建物を船に見立てた珍しい造りだそうです。
私にはよくわからなかったのですが…
外を眺めると肱川が見えます。
知止庵(ちしあん)
最後に、知止庵です。
こちらはかつて浴室だったそう。
それを昭和24年に茶室に変えたのだとか。
小さいです。
見落としてしまいそうです。
近くまで来ると…
たしかに茶室ですね。
まとめ
臥龍山荘をレビューしました。
最初に来た時は、よくわからなかったのですが、後からガイドブックなどを見ると、日本の建築に関する技術が詰め込まれていることがわかりました。
大洲に行った際にはまた行ってもいい場所ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。