こんにちは、いつもブログに訪問いただきありがとうございます、ドクターKです!今日はタイトルの通り、運用のお話をさせていただこうと思います。今回はクレジットカードの話です。
楽天プレミアムカード、ご存知でしょうか?楽天カードの中でも最高位のカードです。何が人気かって?それは…
プライオリティパスを受け取れることで絶大な人気を誇る、このカード。日本で一番安くプライオリティパスが作れるカードとして、私も所持しておりました。
こちらを1年間使ってきましたが、それをやめることにしました。その最大の理由は、JALカードの存在です。この経緯について、どうぞお付き合いください。
楽天カードについて
楽天はみなさん知っているでしょう。楽天はRakutenと検索した方がヒットも多いでしょうか。
国内最大級のグループで、ネット通販から野球球団まで、ありとあらゆる事業を手掛けています。私は楽天トラベルとか、楽天ブックスを使うことが多いでしょうか。とにかく、生活から切り離せないものですね。
そんな楽天ですが、クレジットカードの取り扱いがあります。特に楽天カードは
- 年会費0円
- 楽天ポイントがより貯まりやすい
- 海外旅行の傷害保険がつく
- 楽天Edyが使える
この中でも、特に年会費0円であり、審査もかなり甘いことで、多くの人が手に入りやすいカードとして有名です。
そして、ここからが本題。楽天カードは大きく分けて3種類あります。
楽天カードは年会費無料。その一つ上の楽天ゴールドカード。こちらは年会費2160円ですが、国内の空港ラウンジが2回使えたり、楽天市場でのポイントが加算されたりと、少しお得なカードになります。そして、最強なのが…
楽天プレミアムカード。
年会費10,800円です。なにが最強なのかは、プライオリティパスが作れること。このプライオリティパスというのは、海外のラウンジに強く、多くの国際線ラウンジが使えるところにあります。プラチナ級のカードにしか、このプライオリティパスは付随しておりません。10,800円でプライオリティパスが作れる、海外によく行く方にはありがたいカードです。
なぜ楽天プレミアムカードを退会したのか
この理由については大きく2つあります。
- 楽天プレミアムカード無料キャンペーンでは、既存会員のメリットなし
- コスパのいい新しいカードの作成
です。こちらを詳しく解説していきましょう。
楽天プレミアムカード3年間無料キャンペーン
まず、1つ目ですが、いろいろなブログで話題になっている、あのキャンペーンです。
2018年12月に突然ふってわいたような、このキャンペーン。楽天カードから楽天プレミアムカードに切り替えるだけで
年会費10,800×3年間無料
32,400円が無料になるキャンペーンです。
これで、実質3年間プライオリティパスを無料で使えるということになります。このキャンペーンにはびっくりしました。こちらのキャンペーンで楽天プレミアムカードを作った人も多いと思います。
それでは、既存会員の場合はどうなるの?
私はすでに楽天プレミアムカードの会員でしたので、問い合わせをしてみました。
楽天カードデスクに電話
私「あの~、私は楽天プレミアムカードを所持しているんですが…」
オペレーター「いつもありがとうございます。」
私「3年間切り替えで無料キャンペーンというのを見たのですが、これはもともと楽天プレミアムカード会員には何か関係や恩恵はあるんでしょうか?」
オペレーター「すでに会員の方にはありません。」
私「既存会員は、このあとも年会費は同じように払わないといけませんか?」
オペレーター「そうですね。」
私「あ、そうですか。では、楽天プレミアムカードを退会したいと思っています。」
オペレーター「そうですか。差し支えなければ、退会される理由を教えていただけますか?」
私「(え?今言ったやん。まあ、マニュアルなのかな)あ…既存会員に対する対応がいまいちだなって思ったので。」
オペレーター「わかりました。…お待ちください、お客様!」
私「(お、なにかあるのかな?)はい?」
オペレーター「まだカードを使う予定があれば、月末まで年会費は変わりませんが、いかがなさいますか?」
私「…いや、けっこうです。」
う~ん、オペレーターの問題なのか、どうなのか…いろいろなブログやホームページを見ましたが、同じような思いをしているブログを探せませんでした。ほとんどがキャンペーンに乗っかれて、嬉しい思いをしているブログでしたね。
まあ、こういったところで、楽天プレミアムカードは1年で退会しました。
コスパのいい、新しいカードとは!?
その答えは、JALプラチナカードです。まあ、今回、JALカードを検討したのは、JGCになったから、というのがあります。ここからはJALカードの話をしていきましょう。
JAL・JCBプラチナのメリット
今回は、JGCというJALグローバルクラブという、上級会員になったことがきっかけです。JGCに入会するためには、JALカードの一般カードでは無理です。
JALカードには
- 普通カード
- CLUB-Aカード
- CLUB-Aゴールドカード
- プラチナカード
があり、CLUB-A以上のカードが必要になります。
ここで、どのカードを持つか悩みました。が、ここは最高級のJALプラチナを選ぶことにしました。せっかくなので…
JALプラチナはJCBとAMEXがありますが、私はJCBにしました。AMEXはSPGを持っているからです。
では、ここからはJALプラチナの超絶メリットをご紹介いたします。
フライトボーナス
プラチナではフライトの度にサービスがあります。
- 入会搭乗ボーナス:5,000マイル
- 毎年初回搭乗ボーナス:2,000マイル
- 搭乗ボーナス:フライトマイルの25%プラス
ただし、こちらはプラチナの特権ではありません。CLUB-A以上であれば、上記のボーナスが付きます。ちょっと悲しいですが、CLUB-Aカードやゴールドカードとプラチナとの差はありません。
ショッピングマイル・プレミアム
こちらは、ショッピングマイル・プレミアムといって、マイルの還元率が変わります。JALカードはカード利用の代金がマイルに変わります。その積算率は
200円=1マイルです。
つまり、年間100万円をカード利用していても
1000,000円=5,000マイル
という形にしかなりません。
それを、このショッピングマイル・プレミアムに入会すると
100円=1マイル
になります。
つまり、年間100万円のカード利用で
1000,000円=10,000マイル
になります。この差は大きいですね。還元率1%です。
また、JALカードの場合、JALカード特約店というものがあります。
上記が1例ということですが、このようなお店の場合、還元率が2%になります。
このショッピングマイル・プレミアムですが年会費3,240円になります。
こちらがCLUB-Aゴールドカード、プラチナの場合は無料付帯となります。
アドオンマイル
JALの航空券や機内販売だけに使える制度です。実質、航空券を使うときくらいしか使えませんが…これがプラチナの場合、100円で2マイル追加になります。ゴールドカードは100円で1マイル追加です。
これ、地味にすごいです。例えば、JALグループの海外航空券を手配する場合…200,000円の航空券をプラチナカードで購入すると
1%還元+JALカード特約店により1%還元+アドオン2%還元
つまり、200,000円=8,000マイルが手に入ります。
カード付帯保険
こちらは当然、プラチナが最高級です。あんまり、死んだ後のことなんて考えませんが…まあ、補償がしっかりしていることにこしたことはありません。あと、海外旅行で個人保険に入らなくていいのはありがたいですね。そのうち、一つだけご紹介したいものがあります。
国内・海外航空機遅延保証
こちらはけっこう使えます。
遅延した航空便の実際の到着時刻から4時間以内に代替便を利用できなかった場合
という、4時間という縛りがけっこうつらいですが。国内線であれば、最終便などは、翌日の代替なら4時間以上になりますね。このJALカードのすぐれているところが、
国内線・国際線に自動付帯
というところです。JALカードを所持しておくだけでいいんですね。JAL便じゃなくてもいい。
うまくいけば2万円の補償がでます。飛行機に頻繁に乗る方には必須だと思います。こちらはCLUB-Aゴールドカード以上が必要です。
プラチナ限定サービス
こちらのプラチナカード限定サービスは
- プライオリティパス
- コンシェルジュサービス
- グルメ・ベネフィット
- ダイニング30
などがあります。
プライオリティパスは、海外のラウンジが使えるサービスです。楽天プレミアムカードにもありました。
コンシェルジュサービスはJCBプラチナ限定のもの。具体的にはコンシェルジュがレストラン予約や宿泊予約、海外のミュージカルチケットの予約をしてくれるということです。
グルメ・ベネフィットは、有名レストランコースを1名様料金が無料になるというもの。半年に1回使えます。だいたい1万円以上のコースです。うまく使えば、これだけで年会費の半分以上がまかなえます。
そして、意外と知られていないダイニング30。こちらは、コース料金が30%オフで使えるというすぐれもの。グルメ・ベネフィットは店が厳選されていました。言い換えると、使える店が少ない。そんなデメリットを凌駕できるダイニング30。こちらは利用できる店がまずまず多いです。どんな店があるかは
プラチナ会員になり、My JCBから閲覧する必要があります。
あとは細かいですが、京都駅のラウンジを使えたりなど、様々なサービスがあります。
コスパについて、検討した結果!
さて、このようなJALカードですが、気になる本会員年会費(家族会員)です。
- JAL・JCBプラチナ:33,480円(16,740円)
- CLUB-Aゴールドカード:17,280円(8,640円)
- CLUB-Aカード:10,800円(3,780円)
悩みますね。CLUB-Aはほとんど特典がないので、上記2つで悩みます。ショッピングマイル・プレミアムとか、ゴールドカードでも無料付帯なんですよね…
ただし、以下の点が盲点。
JGCに入会した場合、家族会員の年会費が変わります!!!!
どういうことかというと、JALの上級会員、JGCに入会するためには、上記のカードが必須。なので、カード会員になる必要があるけれども、JGCの入会したカードは、さらにお金がいりますよということです。特に、JGCに入会したら、家族会員のメリットも増えます。とはいっても、一番安いCLUB-Aにしてしまったら、ラウンジサービスくらいしかつかないのですけどね。
JGCの気になる本会員年会費(家族会員)です。
- JAL・JCBプラチナ:33,480円(27,000円)
- CLUB-Aゴールドカード:17,280円(17,280円)
- CLUB-Aカード:10,800円(10.800円)
家族にもカードを持たせる方は悩みますね。私の場合はあまり悩まず、上記の値段を考えると持たせませんでした。
楽天プレミアムカードとの比較は!?
最終的にこれです。楽天プレミアムカードは10,800円でプライオリティパスがもらえる。
3年間無料キャンペーンに該当しなかった人たちへ送る計算になります。
JALプラチナ33,480円。こちらもプライオリティパスはあるので楽天プレミアムカードを退会した場合、
33,480-10,800=実質22,680円
こちらでゴールドカードとの差は5400円になります。
あとは
- グルメベネフィットを年2回使用権利があるけど、1回くらい使う(10,000円お得)
- ダイニング30を使い、飲み会(プライスは個々で違いますね)
- JAL航空券を年に数回使う(マイル還元率は驚異の4%!)
というところで、プラチナに軍配が上がるでしょうか。上記を見ていても、グルメベネフィットをうまく使えるかによりますね。
まとめ
さて、私はこのJCB・JALプラチナを手に入れました。これから、実際の使用についてはまた記事にしていく予定です。これをうまく使わないと、ちょっと損してしまいますよね。
最後までありがとうございました。
それでは~