いつもブログ訪問ありがとうございます。ドクターKです。
さて、こちらのブログを見ている方には、マイルもだいぶたまっている人もいると思います。
今回は特典航空券について、気になるところを説明していこうと思います。
特に、ANAとJALは大きな違いがありました!
ただし、マイルをどのように使ったらいいのか、悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
マイルの使用効率がいいのは特典航空券という話は多いです。
今一度、マイルを使った特典航空券について、見直してみました。
今回はマイルをためる恩恵が最も大きいとされる国際線特典航空券についてまとめてみます。
ANA/JAL特典航空券の費用について
特典航空券は、国内線・国際線の2つの区分で予約することができます。
そして大事なところは…
国内線の場合、マイル以外の費用は発生しません。
国際線の場合、航空券代金のみがマイルでまかなえ、空港施設料・燃料費・その他諸費用などの税金はクレジットカードなどでの支払いが必要です。
このルールはANAもJALも一緒ですね。
ANA/JAL特典航空券の必要マイル数について
これが一番気になるところですね。
ここは若干ANAとJALで違います。
それぞれの違いを解説していきます。
ANA特典航空券の必要マイル数
ANAは往復12,000マイルです。
これは近距離のエコノミーの場合ですね。
ANAは距離をゾーンとして考え、算出しています。
上記のようになっています。
この中でも一番近いのは、ゾーン2の韓国です。
ウラジオストクもゾーン2になりました。一度行ってみたいです。
ローシーズンで12,000です。ただしハイシーズンは18,000になります。
ハイシーズンは地域によって若干の違いがありますが、おおむね1/1~1/6、4/26~5/7、7/25~8/19、12/18~12/31となり、年末年始やお盆、GWに加えて長期休暇になります。
ローシーズンは1/7~2/28、4/1~4/25あたりで、現在の1月が最も安いんですね。
すべて記載するのは大変なので、ここではレギュラーシーズンに合わせて話をしていきます。
ここで、おおまかに主要都市のレギュラーシーズンの必要マイル数を列挙します。
韓国:エコノミー15,000、ビジネス30,000
香港、台湾、マニラなど:エコノミー20,000、ビジネス40,000
シンガポール、ベトナム、タイなど:エコノミー35,000、ビジネス60,000
ハワイ:エコノミー40,000、プレエコ58,000、ビジネス65,000、ファースト120,000
アメリカ:エコノミー50,000、プレエコ72,000、ビジネス85,000、ファースト150,000
ヨーロッパ:エコノミー55,000、プレエコ77,000、ビジネス90,000、ファースト165,000
オセアニア:エコノミー45,000、プレエコ62,000、ビジネス75,000
という感じです。
こう見ると、そりゃあハワイが熾烈な争いになりますよね。
でも。ヨーロッパもかなり人気で、いつも枠が開いていないです。
そして、ANAの特徴として…
1.往復で違うクラスに搭乗可能
です。
つまり、マイルが少し余っていて、往路はビジネス、復路はエコノミーなどが可能です。
これは、ファーストクラスにおいても適応されます。
JALの場合は、ファーストクラスは往復じゃないとダメとのこと。
2.地域として必要マイル数が決まっており、乗り継ぎしても必要マイル数は変わらない
ところがあります。
これを利用して、同じマイル数で2都市以上まわるという特典航空券ならではの周遊方法があります。
こちらはスターアライアンス便で、厳密にはANA便ではないですが、これだけの都市を周遊しても、ゾーン3のマイル数になります。
こんな飛行機ばかり乗るやついるの?って思うかもしれません。
はい、私です。
こちらで関空から香港まで行きました。エアインディアです。
香港から台湾まではこれ。エバー航空の最新機器です。
台湾での宿泊はこちらのシェラトンで。
台湾からソウルはこちら。タイ航空です。
ソウルから上海へはこちらの便で行きました。アシアナ航空です。
そして、上海から羽田へ。ANAです。
ここで言いたいポイントが1点。
関空から出て、羽田についています。
一応、東京に用事があったのです!
えらい回り道で行ったものです。
また、改悪ニュースが1つ。
2024年4月18日(木)以降発券分から、一部区間・クラスの特典航空券発券に必要なマイル増加の改訂が行われます。
ハワイ行きのビジネスクラスに関して必要マイル数は増えるようです。
JAL特典航空券の必要マイル数
JALは片道7,500マイルからです。
まず、ここが違います。
- ANA⇒往復のみ
- JAL⇒往復および片道が可能
選択肢はこれだけでも広がります。
そして、ANAと違い、都市によって必要マイル数が異なります。
往復で計算すると、
韓国:エコノミー15,000、ビジネス36,000
香港、台湾、マニラなど:エコノミー20,000、ビジネス40,000
シンガポール:エコノミー24,000、ビジネス48,000
ハワイ:エコノミー40,000、プレエコ60,000、ビジネス80,000
アメリカ:エコノミー50,000、プレエコ65,000、ビジネス100,000、ファースト140,000
ヨーロッパ(パリ):エコノミー52,000、プレエコ70,000、ビジネス110,000、ファースト160,000
オセアニア(メルボルン):エコノミー40,000、プレエコ50,000、ビジネス75,000
このようになります。
ANAと比べると、
アジアなどの近距離は、ビジネスにおいては少しマイルが多く必要
ヨーロッパなどの遠距離は若干マイルが少ないよう
という傾向はありそうです。
そして、JALだけの特徴ですが
JAL国際線特典航空券PLUSというのがあります。
このような形で、キャンセル待ちがなくなります。
これは、上級会員はキャンセル待ちに有利だったので、少し残念なお知らせです。
この制度は、今までだと各便毎に特典航空券は4席のみなどと決められおり、それ以上は空席待ちでしたが、その制度がなくなり、多くのマイルさえ払えば特典航空券が発券できるという制度です。
マイルが余っていたら…う~ん、なかなか…
ANA/JAL特典航空券の申し込みについて
ここでもANAとJALの違いを示していきます。
申し込み期間
申し込みの期間も若干の差がありました。
ANA:搭乗日の355日前から4日前まで
JAL:搭乗日の360日前から1日前まで
と、JALの方が駆け込みができますね。
また、2019年4月から330日前⇒360日前と、早めの申し込みができるようになりました。
あと、JALだけの裏メニューがあります。
JALは直前になると一般販売座席の残数に応じて特典航空券の空席が解放されます。
私は香港からの帰りの便を、1週間前に予約できました。
エコノミーですが1万マイルでゲットという、嬉しい出来事でした。
大体、出発まで60日を切るあたりの日程で、特典航空券の枠が拡大するようです。
特典航空券の変更
発券後の予約変更についてです。
ANA:搭乗日、便の変更可(航空会社・区間・経由地・クラスの変更は不可)
JAL:予約変更不可
日程の変更ができる分、ANAの方が使いやすいですね。
有効期間内であれば何度でも無料で変更することができます。
特典航空券のキャンセル
ANA:3000マイルで全額払い戻しが可能
JAL:3100円で全額払い戻しが可能
ここは、1マイル=1円以上の価値と考えると、JALの方が良心的でしょうか。
どちらにしても、予約してマイルがすべて無駄になるということはなさそうです。
まとめ
マイルは貯めるよりも使うことの方が難しいともいわれます。
さあ、ANAマイルはやはりためやすいですが、このようにJALマイルも使い勝手が良かったり、目的地が決まっていると選択肢が広がります。
今回の記事がお役に立てればうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。